久島 健一(くじま けんいち、1969年〈昭和44年〉9月25日 - )は、熊本放送(RKK)の社員で、同局の元ラジオディレクター。

熊本県鹿本郡植木町(現熊本市北区)出身。

以前は同局にてくーじー←Coozy)名義でラジオパーソナリティを長年つとめていた時期もあり、2021年から再び同名義でSpotify Podcast・Google Podcast・ApplePodcast・Amazon Podcast・VoicyにてRKKラジオ番組「Radio マンガ研究室」の編集・出演・配信を2024年の現在も報道制作局デジタルメディア部部長として担当している。

略歴

熊本商科大学(現:熊本学園大学)を卒業後の1992年、熊本放送に入社。

入社時はラジオ営業部の営業職で、24歳の若さで東京支社テレビ営業部配属と東京転勤になるが、28歳だった1998年に念願の制作部門(ラジオ制作部)に異動し帰熊、ラジオディレクターとなり、先述の通り「くーじー(Coozy)」等の名義でラジオパーソナリティとしても活動していた。

いち早くインターネットを活用した番組も数多く手掛け、20年先を見通していた人物でもある。

地元新聞社熊本日日新聞が発行する「PEAP(女性向け冊子)」に6年の連載有り。また、熊本市の繁華街である上通の「上通STYLE」にもコラムを持っていた。そのほか、LOHAS思想を取り入れたRKKラジオのHERBプロジェクトで環境問題を取り上げ、RKKラジオのラジオカー「ミミー号」及びミミーキャスターのマスコットキャラクターを作成したのも彼である(デザインは、むらいけんたろう)。

ラジオ番組「Club Sunday Street」では、番組DJのhugh(熊本竜太 現TKUテレビ熊本報道記者兼アナウンサー)、内包番組を担当していた同局の社外ディレクター増子和由の3人で「hmc」というユニットを組みCDを2枚発表している(後述)。

その後の2009年4月、ラジオ編成制作部内の制作部門から編成部へ異動、編成部門時代の2011年7月-2012年3月にかけて、ラジオ局の公式ブログとFacebookを執筆していたことがある。その後異動となる。

2018年、再独立したラジオ制作部に復帰し「とんでるワイド 大田黒浩一のきょうも元気!」等を担当、同部次長を最後に異動となる。

2020年度はビジネス開発局メディア推進部で活躍、「コロナ禍」の同年、熊日広告賞優秀賞を受賞。同局16年ぶりの受賞であり、その16年前の受賞も、久島健一氏の作品「AMへ、かえろう。」であった。また、翌年も2年連続で熊日広告賞を受賞している。

2021年4月の人事異動で、新しい部署 報道制作局デジタルメディア部へ異動(同部長代理)。TBS系列がスタートさせたデジタルニュースサイト「TBS NEWS DIG」の立ち上げに関わりながら、ニュースをTikTokにUPするなど新しい試みにも相変わらず積極的で、ラジオを離れたとはいえ、RKKラジオの「Radioマンガ研究室」の編集、各Podcastへの配信、また時折、本人自身番組出演もしている。

人物

先述の通り24歳で東京支社に転勤になる迄の間、幼い頃に2年程大分県で暮らした以外は熊本を離れたことがなかったという。

学生時代は大学まで野球部(投手)に所属していた。中学時代は、野球の他にも、陸上(100m)、柔道と様々な運動部に借り出され、また、放送部の初代部長も務めていた。飲酒・喫煙(20代まではヘビースモーカー)は、一切しない。趣味は読書(純文学系)と音楽(小沢健二の大ファン)鑑賞。

久島健一の息子も野球経験者(投手以外全てこなすユーティリティプレーヤー)で、熊本東リトルシニア時代に現東京ヤクルトスワローズの三冠王選手、村上宗隆の1学年後輩であり、一緒にプレーした先輩後輩の間柄である。また、村上宗隆からキャプテンを引き継ぎ、村上世代に続きKAB旗(熊本県内全硬式野球チームトーナメント大会)で、2年連続優勝を成し遂げている。息子も父と同様、熊本学園大学硬式野球部で野球を続けた。

現在の担当・出演番組

  • Radioマンガ研究室(2021年6月 - ) - Spotify Podcast・Google Podcast・ApplePodcast・Amazon Podcast・Voicy配信用番組の編集担当
    • インターネット配信限定で登場することもある他、題材によっては本編にゲスト出演することもある(2020年4月25日放送等)。

過去の出演番組

何れもRKKラジオ

代表的なもの

  • 大人になれば(2000年10月 - 2007年9月)
  • こころの扉(2005年4月 - 2009年3月、「大人になれば」から独立した番組
  • だいじょ〜ぶラジオ(2007年10月 - 2009年3月)

他多数

過去の担当番組

何れもRKKラジオ

プロデューサー兼ディレクターとして

  • とんでるワイド 大田黒浩一のきょうも元気!(プロデューサー兼チーフディレクター、2018年 - 2020年3月)

ディレクターとして

  • DJ hughのレディオワイヤード(1998年10月 - 2000年9月)
  • コカコーラ・ブックマークにゃ~ご
  • Club Sunday Street(1999年10月 - 2003年3月30日)
  • 小松士郎@のほほんラヂオ(1999年 - 2003年3月29日)
  • 小松士郎の日刊・朝まる(2003年3月31日 - 2005年4月1日)
  • 小松士郎のラジオのたまご(2005年4月4日 - 2009年3月)
  • 森明子の空の散歩道

等多数

ディスコグラフィー

「hmc」名義。

関連項目

  • 熊本竜太 -hugh(ヒュー)名義でラジオパーソナリティとして活動していた頃に「大人になれば」で共演、彼のレギュラー番組「Club Sunday Street」のディレクションも当初は久島が担当しており、久島がディレクターとして見出したタレントでもあった。現:テレビ熊本派遣社員(TKUヒューマン所属)。
  • 塚原まきこ -彼女が「Club Sunday Street」に出演していたことから、度々久島の書くブログ記事に登場しており、彼女がディレクションを手掛ける「Radioマンガ研究室」にも関わりがある等、塚原まきことは縁が深い。

脚注・出典


久松 真一:脚本家 プロフィール・略歴・代表作 Japan Creator Bank

福岡院松口循環器科・内科医院

NHK「新プロジェクトX」MC有馬記者「人の思いはいつの時代も変わらないと知った」 森アナ「学びを生活に生かしてもらえたら」 記者会見速報

Kenichi Kojima 小島健一

久保谷健一 『日本人としてとても悔しい』 日本ゴルフツアー機構 The Official Site of JAPAN GOLF TOUR