郭 阜林(グォ・フーリン、1991年1月7日 - )は、台湾(中華民国)の台南市出身のプロ野球選手(内野手)。
経歴
高校時代から野球を始め、台湾体育学院進学後の2010年にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結んだ。台湾の野球選手としてヤンキースと契約するのは2000年の王建民以来。
2010年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースでプレー。
2011年もルーキー級ガルフ・コーストリーグでプレー。本職の三塁のほか、レフトや一塁手も経験。オフの10月に開催された第39回IBAFワールドカップのチャイニーズタイペイ代表に選出された。
2012年はA-級スタテンアイランド・ヤンキースに昇格。38試合に出場し、0本塁打12打点0盗塁、打率.250の成績だった。
2013年から外野手登録に変更。A級チャールストン・リバードッグスに昇格。A 級タンパ・ヤンキースでもプレーした。
オフの11月に台湾で行われた「2013 BASEBALL CHALLENGE 日本 VS チャイニーズ・タイペイ」のチャイニーズタイペイ代表に選出された。しかし、12月18日に解雇された。
2014年は台湾に帰国し、アマチュア野球・ポップコーンリーグの全球人壽國訓隊に加入した。
2015年にCPBLのドラフト会議で統一ライオンズから7位指名を受け入団した。
2017年オフの10月11日に2017 アジア プロ野球チャンピオンシップ チャイニーズタイペイ代表に選出された。
2020年6月に飲酒運転を行い罰金3万台湾元、2試合の出場停止を罰せられた。9月5日の中信兄弟戦ではCPBL新記録となる1試合3死球を受けた。最終的には77試合に出場し打率292、16本塁打、63打点でシーズンを終えた。一方、台湾シリーズでは打率.111と苦しんだ。
2021年7月29日に二軍へ降格した。8月8日に一軍再昇格を果たすも、6試合で打率.200に留まり、同月16日に再二軍へ降格した。
2024年7月24日、金銭トレードで台鋼ホークスへ移籍した。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2020年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 2020年度シーズン終了時
- 太字年はゴールデングラブ賞受賞
表彰
- CPBL
- ゴールデングラブ賞:1回(三塁手部門:2018年)
- 月間MVP:1回 (野手部門:2018年5月)
記録
- 初記録
- CPBL
- 初出場・初先発出場・初打席:2015年8月12日、対Lamigoモンキーズ28回戦(新竹市立中正野球場)、7番・三塁手で先発出場、2回裏に雷盾から中飛
- 初打点:同上、3回裏に雷盾から右犠飛
- 初安打:2015年8月13日、対Lamigoモンキーズ29回戦(新竹市立中正野球場)、4回裏に許銘傑から右安
- 初ホームラン:2015年9月1日、対中信兄弟31回戦、4回裏に克蘭頓から右越2ラン
- 初盗塁:2017年8月26日、対Lamigoモンキーズ32回戦、3回表に三盗(投手:道恩斯、捕手:嚴宏鈞)
- その他の記録
- CPBL
- オールスターゲーム出場:1回(2018年)
背番号
- 5 (2015年 - 2024年途中)
- 59 (2024年途中 - )
- 20 (2017年アジアチャンピオンシップ)
代表歴
- 2011 IBAFワールドカップ チャイニーズタイペイ代表
- 2017 アジア プロ野球チャンピオンシップ チャイニーズタイペイ代表
脚注
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- 選手の各国通算成績 CPBL

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