縁桂(えんかつら)とは、北海道乙部町の国有林内にあるカツラの連理木。

概要

樹径6.0m・5.1m、樹高40mの2本のカツラが、高さ約7mの位置で枝が癒着結合した連理の巨木。

1973年(昭和48年)に北海道保護樹木に指定されている。

樹齢500年以上と推定されており、林野庁の「森の巨人たち百選」に指定され、縁結びの神様が宿るといわれている。

毎年地元神社の例大祭と同日(秋分の日)にイベントが行われており、樹前で結婚式を挙行するカップルもいる。

2012年(平成24年)8月18日付け日本経済新聞・NIKKEIプラス1の「何でもランキング「訪れたい神秘的な巨樹」」で、縄文杉(鹿児島県屋久島町)続いて第2位に選ばれた。

保護の観点から、根元部分は祠のある正面以外立ち入ることができない。

姉妹樹

中華人民共和国湖南省張家界市・武陵源(世界遺産)内の「重歓木」(互いに連理の木である。)

アクセス

縁桂森林公園駐車場から徒歩約20分(駐車場まで函館から車で約1時間30分)

脚注


縁桂 北海道で永い歴史がある道南西部9町の広域観光情報をお届け

乙部町の山奥にあるパワースポット「縁桂」|あれDo!これDo!北海道!

縁桂 アケボノソウを求めて2 / punioさんのウォーキングの活動データ YAMAP / ヤマップ

695 縁結びのカツラ 北海道乙部町 並木一の巨樹探訪

縁桂かんじき散策会(乙部町) Domingo ドミンゴ