国際パラリンピック委員会(こくさいパラリンピックいいんかい、英: International Paralympic Committee; IPC、仏: Comité International Paralympique)は、パラリンピックを主催する団体であり、またパラリンピックに参加する各種国際障害者スポーツ統括団体を統括する組織。本部はドイツのボンにある。1989年9月22日に設立。

IPCの下部組織である各国パラリンピック委員会(National Paralympic Committees; NPC)を通じて、登録商標となっている「パラリンピック」の保護を義務付け、世界各国の障害者スポーツ振興にも注力している。2008年の北京大会からは国際オリンピック委員会(IOC)との関係が強化されている。

沿革・役割

歴史

歴代会長

組織

総会

IPC総会(IPC General Assembly)は、IPCの最高意思決定機関である。国際競技連盟、各国の国内パラリンピック委員会、国際障害者スポーツ連盟、地域組織によって構成され、2年に1回開催される。

理事会

IPC理事会(IPC Governing Board)は、IPC総会において、会長・副会長各1名と理事10名(IPCアスリート評議会議長、CEOを除く)が4年ごとに選出される。理事は最大3期まで務めることができる。2021年12月に選出された理事会は、14人で構成されている。2021年のIPC総会での決定により、2022年の北京パラリンピック後に、IPCアスリート評議会副議長が理事会に加わる見込みである。

地域組織

  • アジアパラリンピック委員会(APC)
  • アフリカパラリンピック委員会(ASCOD)
  • アメリカパラリンピック委員会(APC)
  • 欧州パラリンピック委員会(EPC)
  • オセアニアパラリンピック委員会(OPC)

主催大会

  • 世界パラ陸上競技選手権大会
  • 世界パラ水泳選手権大会
  • パラアルペンスキー世界選手権
  • パラノルディックスキー世界選手権
  • パラアイスホッケー世界選手権
  • 世界パラ・パワーリフティング選手権大会
  • パラアーチェリー世界選手権大会
  • パラ射撃世界選手権大会

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ワールドワイドパートナー

  • ABインベブ
  • Airbnb
  • アリババグループ
  • アリアンツ
  • ザ コカ・コーラ カンパニー - 蒙牛乳業
  • デロイト トウシュ トーマツ
  • インテル
  • オメガ
  • オットーボック
  • プロクター・アンド・ギャンブル
  • サムスン電子
  • TCL集団
  • ビザ

脚注

関連項目

外部リンク

  • 国際パラリンピック委員会公式サイト (英語)

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東京2020パラリンピックの公式記録映像をNHKと国際パラリンピック委員会が制作 TOKYO HEADLINE

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