前橋厄除大師(まえばしやくよけたいし)は、群馬県前橋市下増田町に所在する真言宗智山派の寺院。山号は今宮山、院号は蓮花院、寺号は増田寺で、公式ホームページでは「前橋厄除大師 蓮花院」と記している。本尊は聖観音。
概要
「由緒沿革書」によれば天文2年(1533年)荒砥村大字大室の玉泉坊の開基とされる。その後10世までは各宗の僧侶が継いだが、享保4年(1719年)(?)下野国出流山千手院の宥尊が11世となり今宮山増田寺蓮華院と号して開山となったという。元禄3年(1690年)に12世舜賀が現在の本堂を造営したとされる。
明治21年(1888年)に川崎大師本尊(弘法大師)の分体を群馬県知事・佐藤與三の認許を得て安置した。同寺は川崎大師の第一分身としている。
テレビ番組
- 日経スペシャル ガイアの夜明け 一年の計は正月にあり~初詣と伝統食に客を呼べ(2009年1月6日、テレビ東京)。- 若い尼僧の挑戦を取材。
脚注
参考文献
- 前橋市史編さん委員会 編『前橋市史』 5巻、前橋市、1984年2月1日。doi:10.11501/9643049。 (要登録)
- 木瀬村誌編纂委員会『木瀬村誌』1995年9月20日(原著1995年9月20日)。doi:10.24484/sitereports.101883。 NCID BN1378655X。https://sitereports.nabunken.go.jp/101883。
外部リンク
- 前橋厄除大師 蓮花院




