1979年の近鉄バファローズ(1979ねんのきんてつバファローズ)では、1979年の近鉄バファローズにおける動向をまとめる。
この年の近鉄バファローズは、西本幸雄監督の6年目のシーズンであり、球団創設以来初のリーグ優勝を果たしたシーズンである。この年の日本シリーズ(対広島)第7戦の9回裏の攻防は山際淳司のノンフィクション小説「江夏の21球」として知られている。
概要
前年あと一歩のところで優勝を逃したチームは2番手エースの神部年男を放出して、ヤクルトの4番・チャーリー・マニエルを獲得。マニエルは開幕から4番を任され、それ以外の選手もマニエルにつられるように開幕から打ちまくって前期は5連覇を目指した阪急を一歩リード。しかし、6月9日のロッテ戦でマニエルが八木沢荘六からアゴに死球を受け、一時離脱するアクシデント。マニエル不在のチームは阪急に肉薄されるが、前期最終戦で南海と引き分け、辛うじて前期を優勝。後期は阪急に競り負けたもののプレーオフで阪急を破って球団創設以来30年目で初の優勝を達成し、西本監督が就任6年目でようやく胴上げされた。優勝の原動力となった打撃陣はマニエルや前年首位打者の佐々木恭介、平野光泰などのいてまえ打線が打ちまくり、また投手陣も不動のエース鈴木啓示や井本隆、村田辰美が先発陣の一角を占め、抑えには山口哲治が控えるなどチーム防御率も3.70でリーグ1位だった。日本シリーズは古葉竹識監督率いる広島との対戦となり第7戦までもつれ込むが、前述の江夏の21球に屈し球団初の日本一はならなかった。
- マニエル離脱から前期優勝まで
チーム成績
レギュラーシーズン
*優勝はプレーオフで決定。2位以下はプレーオフの結果に関係なく勝率順で決定
プレーオフ
日本シリーズ
オールスターゲーム1979
- 選出選手及びスタッフ
- 太字はファン投票による選出、他は監督推薦による選出。
できごと
選手・スタッフ
表彰選手
ドラフト
関連項目
- 江夏の21球
脚注
注釈
出典


![[MIDI] 1988年 近鉄バファローズ 19 YouTube](https://i.ytimg.com/vi/_xfRNX7fS-Q/maxresdefault.jpg)

