マーキュリー・レッドストーン1A号(マーキュリー・レッドストーン1Aごう)は、アメリカ合衆国のマーキュリー計画において実行された無人の弾道飛行である。1960年12月19日、フロリダ州ケープ・カナベラルの第5発射施設から発射された。飛行の目的は、マーキュリー宇宙船が宇宙飛行に耐えられるかを検証し、また間近に迫った霊長類を乗せての弾道飛行のためのシステムを検証することであり、機体の機器や切離し用ロケット・逆噴射ロケット・回収システムなどが試験された。飛行は完璧な成功を収め、宇宙船は高度210キロメートルに到達し、飛行距離は378キロメートルだった。また発射機は予想よりもわずかに速い時速7,900キロメートルに達した。機体は着水から約15分後、回収ヘリコプターによって大西洋上で回収された。機体番号は宇宙船が2番機、飛行番号はMR-1Aで、緊急脱出用ロケットは8番機、アンテナカバーは10番機のものが流用され、発射機はレッドストーンロケットMRLV-3が使用された。飛行時間は15分45秒だった。

宇宙船の現況

マーキュリー・レッドストーン1号および1A号双方で使用されたマーキュリー宇宙船2番機は、現在はカリフォルニア州マウンテンビュー近郊のモフェット (Moffett) 連邦空港内にある、NASAエイムズ研究センター (NASA Ames Exploration Center) に展示されている。

マーキュリー・レッドストーン1A号弾道飛行経過


脚注

注釈

出典

参考文献

 この記事にはパブリックドメインである、アメリカ合衆国連邦政府のウェブサイトもしくは文書本文を含む。

  • This New Ocean: A History of Project Mercury - NASA SP-4201
  • NASA NSSDC Master Catalog

関連項目

  • 着水

外部リンク

  • "Space Progress: 'Man-In-Space' Capsule Recovery Successful", a December 22, 1960 Universal-International newsreel briefly covering the Mercury-Redstone 1A mission. Courtesy of the Internet Archive.
  • Mercury spacecraft #2 display page on "A Field Guide to American Spacecraft" website.

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