福山ダービー(ふくやまダービー)とは福山市競馬事務局が福山競馬場のダート1800メートルで施行していた地方競馬の重賞競走である。福山競馬場でデビューした3歳馬による競走。
2011年までの正式名称は「日刊スポーツ杯 福山ダービー」で、日刊スポーツ新聞社が優勝杯を提供。2013年は「広島県馬主会会長杯 福山ダービー」として施行。廃止時の負担重量は定量で56キログラム、牝馬は54キログラム。廃止時の賞金総額は202万5000円で、1着賞金150万円、2着賞金30万円、3着賞金15万円、4着賞金7万5000円と定められていた。
歴史
- 1974年 - アラブ系4歳(現表記3歳)馬の重賞として創設。福山三冠の第1戦に位置付けられる。
- 1985年 - 藤尾育央が騎手として史上初の三連覇。
- 2005年 - アラブ系競走馬の補助金不正受給事件をうけ、開催時期が5月22日から6月12日に変更された。
- 2007年 - 福山競馬場のサラブレッド導入にあたり、出走条件がアラブ系からサラブレッド系へと変更される。アラブ系競走馬に対しては福山アラブダービーが設けられる。
- 2008年 - この年のみ、1600mの競走距離で施行。
- 2011年 - 牡馬とせん馬が1頭も出走しなかった。
- 2013年 - 3月24日の開催をもって福山競馬場が廃止となるため、2か月繰り上げて3月17日に行われ、40年の歴史に幕を下ろした。
歴代優勝馬
馬齢は2000年まで旧表記、2001年以降は現表記。
脚注
外部リンク
- 福山ダービー 歴代優勝馬 - 地方競馬全国協会
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