アンリ=ポール・モット(Henri-Paul Motte、1846年12月13日 – 1922年4月1日)はフランスの画家である。古代からの歴史を題材にした作品を描き、その作品は版画などにされて出版された。モットの作品は長く歴史の教科書の挿絵などに使われた。

略歴

パリに生まれた。歴史画やオリエンタリズムの絵画を描いたジャン=レオン・ジェロームに学び、1874年にトロイの木馬を題材にした作品でパリのサロンにデビューした。サロンに出展する他、美術評論家や挿絵画家としても働いた。モンテカルロの劇場やリモージュの市庁舎の壁画も描き、1893年のシカゴ万国博覧会に大きなサイズの作品を依頼され 、1900年のパリ万国博覧会で、銅メダルを受賞した。フランス芸術家協会のメンバーになった。

1882年にイギリス人の両親を持つパリ生まれの女性と結婚し、9人の子供が生まれ、デンマーク人の家庭教師を含む大家族で、1900年ころからオー=ド=セーヌ県のブール=ラ=レーヌに住んだ。ブール=ラ=レーヌの邸は後に、客を泊めるようになった。

1892年にレジオンドヌール勲章(シュバリエ)を受勲した。

娘の一人は、言語学者のポール・パシーに学ぶためにブール=ラ=レーヌのモットの邸に滞在していたイギリスの言語学者のダニエル・ジョーンズと結婚した。

作品

参考文献


11191 A3アートポスター『アンリ=エドモン・クロス』絵画/イラスト/デザイン/上級マット紙採用 お家で美術館 minne 国内

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アンリ・ヴァン・ド・ヴェルド

1881年、ラロシェルの護岸にいるリシュリュー枢機卿(詳細は153763)

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