京王よみうりランド駅(けいおうよみうりランドえき)は、東京都稲城市矢野口にある、京王電鉄相模原線の駅である。京王相模原管区所属。駅番号はKO37。
歴史
- 1971年(昭和46年)4月1日:開設。快速停車駅となる。当初は相模原線の終着駅であった。
- 1974年(昭和49年)10月18日:相模原線当駅 - 京王多摩センター駅間延伸、途中駅となる。
- 2018年(平成30年)5月12日:駅名の由来でもある遊園地よみうりランドキャラクター「グッドとラッキー」に因む駅装飾を実施。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する高架駅。
当初は島式ホーム2面4線化も可能なようにスペースを確保していたが、長編成化工事の際に10両編成列車が停車可能な有効長とするためにスペースをホーム延伸に活用したことで、結局2面4線化されることはなかった。ホーム構造にはその名残がある。
のりば
利用状況
2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は14,017人である。よみうりランドの最寄駅でありながらも、相模原線内では最も少ない。乗降・乗車人員の推移は下記の通り。
駅周辺
北側は多摩川に沿って開けた平地となっており、住宅地・梨畑などが土地利用の中心となっているほか、富士通フロンテックの本社工場も立地する。かつては東京コカ・コーラボトリング稲城工場も立地していた(2005年3月に閉鎖)。
跡地には2007年(平成19年)11月8日にスーパー三和を核テナントとし、マツモトキヨシ、くまざわ書店、大創産業、パシオスなどのテナントが出店する「アメリア稲城ショッピングセンター」が開業した。
丘陵地帯奥によみうりランドがある。当駅からよみうりランドへは路線バスの他、駅南側からゴンドラ「スカイシャトル」が発着し、スカイゲート前(よみうりランド入口)までを結んでいる。1999年のゴンドラ開業前は「スカイロード」(動く歩道)が駅とよみうりランドを結んでいた。
東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線矢野口駅は徒歩約15分程の距離にある。
改札口前は高架下のスペースが広がり、有料駐輪場が設置されている。
南側一角に小さなロータリーがあり、路線バス・タクシー乗り場として利用されている。それを囲む形でマンションやコルグ本社などが建つ。その他はすぐ近くにまで丘陵地帯が迫っており、広大な雑木林からなる里山となっている。この一帯は南山と呼ばれており、ありがた山、弁天洞窟といった観光スポットがある。南山は以前から市街化区域に指定されており、スカイテラス南山が進行中である。
周辺スポット
- よみうりランド
- HANA・BIYORI
- 読売ジャイアンツ球場
- ヴェルディグラウンド
- 弁天洞窟(新東京百景)
- 小沢城址
- ありがた山
- 三沢川
- 穴澤天神社
- 妙覚寺
- TOKYO GIANTS TOWN
金融機関
- さわやか信用金庫 矢野口支店
- 城南信用金庫 稲城支店
バス路線
- 京王よみうりランド駅(小田急バス・稲城市コミュニティバス「iバス」)
- 読01 よみうりランド経由小田急読売ランド前駅・寺尾台団地行(小田急)
- 読01 榎戸経由矢野口駅行(小田急)
- 系統番号なし よみうりランド行、矢野口駅・調布駅北口・笹塚経由新宿駅西口行(小田急)※季節運行休日2往復のみ
- よみうりランド丘の湯行、矢野口駅経由南多摩駅行、稲城駅・稲城長沼駅経由南多摩駅行(iバス)
- 2012年2月19日までは小田急バスの吉07(吉祥寺駅 - よみうりランド間、休日1往復のみ運行)も発着していた。
駅名の由来
駅周辺施設の「よみうりランド」に「京王」の名が冠されたのは、小田急小田原線に「読売ランド前駅」が存在していたためである。
隣の駅
- 京王電鉄
- 相模原線
- ■特急・■急行
- 通過(臨時停車の場合あり)
- ■区間急行・■快速・■各駅停車
- 京王稲田堤駅 (KO36) - 京王よみうりランド駅 (KO37) - 稲城駅 (KO38)
- ■特急・■急行
- ジュエルミネーション開催時に、一部特急・急行が臨時停車する場合がある。
脚注
出典
- 統計データ
- 京王電鉄の1日平均利用客数
- 東京都統計年鑑
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
- 読売ランド前駅(小田急小田原線)
外部リンク
- 京王電鉄 京王よみうりランド駅




