デビッド・ルーサー・ファウツ(David Luther Foutz, 1856年9月7日 - 1897年3月5日)は、19世紀のアメリカ合衆国の元メジャーリーグ選手、監督。ポジションは主に投手・一塁手。
経歴
1856年、メリーランド州キャロル郡で生まれる。
1884年にセントルイス・ブラウンズでメジャーデビュー。主に投手として出場するが、一塁手としても出場した。1885年は33勝を上げ、エースのボブ・カラザーズに次ぐ活躍でチームのリーグ初制覇に貢献した。1886年は最多勝・最優秀防御率の二冠でチームを2連覇に導いた。1887年はシルバー・キング、ボブ・カラザーズで形成される三本柱が活躍し、リーグ3連覇を達成した。ファウツは投手として25勝、野手としても108打点を上げた。
1888年にブルックリン・ブライドグルームズに移籍、この頃から投手ではなく一塁手としての出場が多くなる。翌1889年も113打点・43盗塁の活躍でリーグ優勝に貢献。1890年は打率.303、98打点・42盗塁でリーグ2連覇を果たした。1893年からは選手兼任監督となり、1896年に引退。
1896年1月から肺炎に悩まされ、10月に現役引退し、監督も辞任したが回復せず、翌1897年3月に40歳で死去。
詳細情報
年度別投手成績
- 各年度の太字はリーグ最高
年度別打撃成績
- 各年度の太字はリーグ最高
タイトル
- 最多勝利:1回(1886年)
- 最優秀防御率:1回(1886年)
- 最多セーブ投手:2回(1886年、1890年)
記録
- シーズン刺殺数(投手):57 (歴代1位)
出典・外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
- SABR




